『万引き家族』のリアルさがテレビで取り上げられていたけれど
こんにちは。
今日は今話題の『万引き家族』と、個人的にその対極にあると考えている黒沢清監督について話します。
是枝監督の『万引き家族』が、第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞しましたね。
もともとドキュメンタリーを撮っていた是枝監督作品は「リアル」なところが最たる特徴ではないでしょうか。子どものセリフから空間表現まで、「いやいや、これはないでしょ(笑)」となるものは今のところ見たことがありません。
彼の作品の魅力についてはfilmarksの記事でも紹介されています。
【考察】是枝裕和監督作品「食」と「子役」にみるドキュメンタリー的手法 | FILMAGA(フィルマガ)
俳優の方々も実に自然な演技をされていると思います。
リリーフランキーさんに関しては、『そして父になる』の時と役柄があまりにもかぶっていて、時折今観ている映画がわからなくなりました。
安藤サクラさんは圧巻でしたね。
彼女は『百円の恋』や『愛のむきだし』でも素晴らしい演技をされています。大好きな女優さんの一人です。
でも、私は映画に対してあまりリアリティは求めていません。
私自身はフランスの古い映画みたいな、演技らしい演技や演出らしい演出が結構好きです。
その点ではロベール・ブレッソン監督なんかが思い浮かびます。彼の作品のセリフのわざとらしさたるや。棒読みだし、口動いてないし、何だか解説的だし…。
そこでリアリティからかけ離れた日本の映画監督について。
続きを読む全国の悩める大手病就活生よ、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ユリゴコロ』を観てほしい
一文無しの新人サラリーマンが26歳で証券会社を設立、その類まれなる営業力とリーダーシップを発揮して一瞬にして大富豪へ。女と酒とクスリに溺れる彼にとって大切なものとは――。
観たことがあるという方はこれだけで作品名が浮かぶかもしれない。
そう、かのイケメン俳優レオナルド・ディカプリオ主演、しかも監督はマーティン・スコセッシ。もうこれだけで期待大な『ウルフ・オブ・ウォールストリート』である。
本作の魅力についてゆっくりじっくり語ってもいいのだが、今日は少し違った趣旨で話を進めたい。
私はこの映画を全国の大企業を目指す就活生にこそ観てほしい。
そしてその対極にある(と、勝手に考えている)吉高由里子主演の『ユリゴコロ』についても、合わせて紹介したい。
かのカリスマ暇な女子大生になれない暇な凡人女子大生なのでブログを始めてみる
はじめまして、堀井ゴリラトリーです。
かつて一世を風靡した「暇な女子大生」のようになってみたいと思いつつ、一歩が踏み出せずにいる凡人女子大生です。
就活も終わり、単位はまあまあ残ってはいるもののやはり文系学部生、暇です。
そこで突然ブログを始めようと思い立ちました。
私の好きなもの、嫌いなもの、あれこれについて自己満足で語っていきます。
とはいえ反応があれば嬉しいので、ぜひ賛否問わずコメントその他お待ちしています。